全国市議会議長会研究フォーラム2日目

ブログ(活動情報)

「議会と住民の関係について」

4名の議員(議長含)による討議を聴講する201511153 201811152

岩手県久慈市議会
今までの議会報告会は参加者が集まらない。参加者の年齢層が偏っている。特定の人だけが発言する。議会や行政不満陳情に終始する。会場の雰囲気が悪い。などを反省し、市民の声を聞き一緒に未来を語りそのための課題解決を語る「かだって(一緒に語る)会議」を開催
議員全員がファシリテーター研修を受け和やかな雰囲気に努め常に語る場の空間、参加者、プログラム、プロセスの向上を目指している。
〜一方通行的、解説的報告会から、市民と同じ方向を向いて未来を語る会が大切だと思う。子供の頃から教え教わる授業に慣れた日本人にワークショップは難しい。だからこそ議会改革

新潟市議会
新潟市の主権者教育推進プロジェクト
目的は市議会が身近な存在であることを知ってもらい地域社会の諸課題を見出すこと。その主なプログラムは
合意形成のロールプレイング
課題解決に向けたワークショップ
市議会の傍聴・見学
議員との交流・意見交換
〜やってみたい中・高校生議会。有志から始めることも選択肢のひとつ、こうじゃなきゃと決めていた脳を柔らかくして頂いた。

愛知県犬山市議会
「市民参加」と議会機能向上を目指して市民フリースピーチを実施。市民が議場で議員に対し市政について5分間自由に発言できる。アメリカ出身の議長(日本国籍)がアメリカの事例を元に発案。当初クレーマー的発言を心配するも実際はまちづくりの意見がほとんどだとか。
〜自由な発想による市民参加が議会を身近にしている。改革のために失敗を恐れず実践する大切さを実感

広島県竹原市議会
子育ての経験、ママ友との悩み、困っている母親たちのために、女性軽視社会を変えるために妊婦健診の助成拡大、乳がん子宮ガン対策に尽力するも議会の見える化に繋がらなかった。議会へ新しい風を吹き込む。
〜議会として具体的に市民との関係性を向上するために何を実施したのか議会改革の中身が聞けなかったのは残念

まとめ
議会の見える化が求められて久しい。改革を求めて議員になったものの現状は変わらず議員としての勉強不足を恥じるしかない。発想を形にする実行力だけでなく実行するための思考の柔軟性も大切なことだと気づいたフォーラムだった。議会報、報告会だけでなく新たな取り組みをに向けて行動始めます(宣言)
・中学生議会開催
・高校での議会報告会実施
・議会モニター募集
・議員間論議の公開
最後まで読んでくれて有難う🌸

写真1枚目はカツ丼屋さんに並ぶ同僚議員ではなくバス停に並ぶ画です(笑)

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