公民館長2年、自治会長3年での自治会運営に携わり、多くの事業を地域の皆様と共に行ってきました。
主なものは福祉・防犯防災・親睦・生涯学習、そして子ども育成です。
その中で一番気になっていたのが、高齢者福祉の見守り活動です。
独居高齢者の支援事業である支えあい活動、毎月の高齢者サロン、年末にお餅をお配りする福祉餅つき。
小さな地区でしたが対象者の80歳以上は140人を超え、自治会役員に比べ高齢者の数はとても多く、満足な見守り活動が出来ていません。
見守るべき人がいるのに、見守れない現実。
これは私が携わった地区だけでなく、春日市全体に言える事なのです。
この現実を変えていくにはスタッフの数を増やすしかありませんが、自治会役員のなり手がいない現実の前には不可能です。
その対策として、子ども育成事業のなかで高齢者の見守りをするのはどうでしょう。
縦割りで考えてた事業を横割(連携)にします。
そして他世代とのコミュニケーションによって得られる喜びや活力は、高齢者だけでなく子ども達にも新たな気づきや力となります。