揺りかごから墓場まで。

「デンマークラブinかすが」は、おかげさまで第12回目を迎えました。 ブログ(活動情報)
「デンマークラブinかすが」は、おかげさまで第12回目を迎えました。

15年前の視察レポートが資料なのに、日本の現実にとっては今も新しいことに気づく。

人が人として生きる事を支えるのは個人への尊重、命への尊厳が社会に、国民に浸透してこそ成り立っている。

デンマークでは、高齢者大規模入所施設(日本でいう特養老人ホーム)の建設を30年前に法律でやめた。代わりに、自分らしく生きるための高齢者住宅を整備し、その人らしく生きる各種住宅の供給にシフトした。今ではひとり70平米の空間が提供されているという。

お酒も、恋愛も、趣味やお洒落も、その人の意思が尊重されている。2年前にはLGBTに対応した公的な施設も誕生したとか。

揺りかごから墓場まで。その人らしく生きることを保証し、支え合う精神が国民全体に培われている。教育、医療、老後、全て保障された安心感がその公助共助の精神に繋がっているのだと思う。

仮に、直接税40%、消費税25%で自分らしく生きることができて幸福度世界一の暮らしを堪能することができるとしたら、あなたはその選択を受け入れますか?

「デンマークラブinかすが」は、おかげさまで第12回目を迎えました。今回も様々な立場の方から多くの意見交換がなされ、終始なごやかな対話で居心地のいい時間を過ごせました。最後はいつものヒュッゲで振り返り。興味のある方は一度だけでもご参加下さい。目から鱗、人生の転機、幸福度アップ、につながるかもしれません。私みたいに(笑)

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