それは日本の歴史を学び将来を見るきっかけになりました。

廻りを海に囲まれ国境に面し、元寇（げんこう）以前から国防の最前線として命を懸けて行動されてきた対馬島の先人の方々に敬意を表します！
白村江の戦い、元寇（蒙古・朝鮮との戦い）、朝鮮出兵、日露戦争と、対馬が古から国の戦いと共にしてきたその事を今回知ることが出来ました。
島を巡ると山のふもとには多くの鳥居が点在しており、古くから自然を愛し崇拝し八百万の神々への信仰が今も形として身近に残っています。ただ、歴史ある和田須美神社（豊玉姫命御祭神）を始め多くの社殿の傷みが目につきます。国の戦いで多くの犠牲をだした対馬で日本人参拝者が減っている現状がこのようなところに現れているのは残念に思います。
島民３万人余りの小さな島が韓国からの観光客年間３６万の経済効果に頼る現実も知ることが出来ました。国境に面した島故の防衛施設もありますが隣接する敷地は外国籍企業所有でリゾート開発されており日本人の立ち入りもままなりません。
今回は一泊二日の日程で多くを観ることはできませんでしたが次回はゆっくりと対馬の歴史を、日本の歴史を巡りたいと思います。皆さんにも日本の誇りである対馬を知って頂ければ幸いです。