コロナ禍で議会に出来ることはたくさんあります。オンライン委員会、オンライン報告会はもとより災害時の議会継承計画(BCP)を感染症に対応できるように改正、オンライン模擬本会議(地方自治法により本会議は議場以外で行うことができない)、デジタル変革委員会の設置、高校への出前授業…etc一般質問の自粛や委員会の中止、専決処分の横行など議論することを放棄した自治体も多かったが、出来ることを着実に実行した議会も多くあった。ただでさえ何をやっているか分からない、と言われる議会、住民の意見を集約して合意形成を図る機能を放棄しては住民から更に遠いところに行ってしまいかねません。民主主義など夢のまた夢。メディアでも首長の発言や政策ばかり取り上げられる。時には持ち上げられ時には非難にさらされる。政策を決定するのは議会であるならばその説明責任は議会にある。多くの不満がうずまくのは、政策に住民意見が反映されず合意形成ができていないから。コロナ禍の今だからこそ議会変革が求められています。今回、春日市総合スポーツセンターで予定していた議会改革フォーラムは、古賀市の薬王寺温泉にある鬼王荘(おにおうそう)をキーステーションにオンラインで実施しました。遠く北海道から議員、議会事務局職員、市民の72名に熱き議会改革の議論にご参加頂き有意義な時間でした。カメラの起動トラブル、資料共有のもたつき、ギクシャクしたカメラワークで聴衆の皆様にはご迷惑をおかけしました。次回にご期待を頂きお許し願いたく存じます。多くの先進事例から出来ることをひとつひとつひとつ形にして多くの市民が参画する次世代型議会をつくっていきます。チーム議会で薬王寺温泉の鬼王荘では、名物のナス田楽丼(600円)を頂きました。手作り味噌がどこか懐かしく体に優しいお味でした。次回はゆっくり温泉につかり湯治を楽しみ心身を癒したいと思います。