長崎県大村市の園田裕史市長をお招きして、
「どう創るダイバーシティとインクルージョン」をテーマにお話を伺いました。

園田市長のお話から

「ダイバーシティ(多様性)」とは、人種・性別・文化などの違いを受け入れ、尊重すること。
「インクルージョン(包摂)」とは、誰もが社会に参加できる環境をつくることを指します。

園田市長は、ご自身の障がいのあるご家族の経験をはじめ、
・日本で初めて同性カップルの住民票に「夫(未届)」と記載した事例
・日本財団のパラサポート事業を活用し、パラアスリートが市内の小中学校で講義や体験授業を行う取り組み
などを紹介されました。

大村市では、市民が多様性を理解し、誰もが暮らしやすい社会を実感できるよう、行政と地域が一体となって取り組まれています。

園田市長はこう語ります。

「自治体でできることと国でできることは明確に分かれています。
好き嫌いや政治的立場ではなく、論理的に正しい判断を行うこと。
理解できないことを否定せず、まず受け入れる姿勢こそがダイバーシティとインクルージョンの実践です。」

「誰かのために」ではなく、「誰もが社会参加できる仕組み」をつくる。

前例主義で未来を描けない自治体が少子高齢化でその力を失っていく中、自治事務の中で出来ることを確実に実行し人口を増やし続けている地方都市の首長と職員の皆様、
その姿勢に深く共感し、園田市長今後のさらなるご活躍と大村市のご発展を期待します。

明日開催!地方政治を考える会 勉強会

📅 日時:明日18:30〜
📍 テーマ:春日市が指定管理する学童保育事業者の決算書黒塗り問題
(裁判所が「黒塗りは違法」と判断した経緯と今後の取り組み)

行政の透明性と、市民が知る権利をどう守るか。
「新しい、誰もが暮らしやすい社会」を考える第一歩として、ぜひご参加ください。
💬 どなたでも参加OKです。お気軽にどうぞ!