水は限りある資源です

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春日那珂川水道企業団の令和3年第1回定例会は1/29、2/1の2日間で行われ議案4件の採決を行いました。

主な議案は令和2年度の補正予算と令和3年度の当初予算です。

補正予算は、委託料など経費減でしたが加入者増による営業収益7473.6万円増の収益的収支合計31億6,136.4万円令和3年度当初予算は加入者増給水増を見込み収益的収支は31億1344.1万円(前年度比100.9%)、資本的収支では新たな水源確保にも目処がついたことから14億1434.6万円(前年度比83.5%)合計で45億2728.7万円となりました。

今後の課題は、水源確保に目処がついたとはいえ天候に左右される脆弱な水源であること老朽化した給水管の更新(耐震化)です。将来の人口減少で給水利益が減少するなか施設設備をダウンサイズしたとしても老朽化したインフラは残り厳しい運営が予想されます。

経費を縮小できる業務委託や他自治体との連携、広域事業化を見据えた研究が求められています。※春日市の人口ビジョンでは2020年にピークアウトし人口減少、那珂川市では2030年にピークアウトと推定

議案第1号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について【可決】

議案第2号令和2年度春日那珂川水道企業団水道事業会計補正予算(第2号)について【可決】

議会第3号令和3年度春日那珂川水道企業団水道事業会計当初予算について【可決】

議会第4号春日那珂川水道企業団監査委員の選任について【可決】

尚、五ヶ山ダムについては安全性の試験を完了し1月21日から運用(最大1000t/日)開始されていること、また新規水源の猿山川に雨天時の濁度上昇が確認され予備として下代久事川の水源を確保したことが報告されました。引き続き安定的な恒久水源の確保に取り組んでまいります。

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