あいにくの雨にも、新入生の晴れやかな表情は、希望の日差しがさしたように明るく輝いていました。春日北中学校で行われた入学式に出席してきました。
校長式辞、教育委員会告示・・・と続いた新入生誓いの言葉はしっかりとした口調で頼もしく感じます。
さらに在校生歓迎の言葉では、「不安もあるが、全力でサポートするので声をかけてください。また私たちに力を貸してください。楽しい学校生活を作っていきましょう」と優しく、力強く、そして笑顔の言葉は、緊張した一年生には学校生活の素晴らしさと楽しさが伝わったと思います。
とくに、在校生代表の女生徒はメッセージを暗記して表現力豊かに挨拶していたことに感銘を受けました。
何回も新入生のために練習したのだと思います。
たまに祝辞を文書なし、話し言葉で祝辞を言われる方もいますが、伝えいことが言えなかったり、言葉を思い出しながらだと、せっかくの凛とした空気が崩れてしまいます。それなら最初から文書を作って心を込めて読みなさい。と昔失敗した自分に言い聞かせました(笑)
通常、式辞、祝辞等は公文書に準ずる儀式文ですので文書として残しています。
また、日本が昔から重んじていた様式に対する美意識は今の時代も大切にされています。
式典として凛としたものにするためにも文書は必要なものですが、完璧に覚えて伝えることができるなら、祝辞式辞も文書を読まずに相手を見て心を込めて伝えたいものですね。