議会報編集特別委員会視察の続きで、本日は大阪府箕面市に伺いました。
昨日の白山市でも実施されていましたが、箕面市さんでも議会報の点字版と音声版を市内のNPO団体に委託して発行されています。
バニラ・エアのチェックインで障がい者が無理やり搭乗したとして、SNSではバッシング炎上していましたが、障害のない社会に向けた改善は常に意識して取り組んでいかなければならない。…という事を視察という機会を頂いて強く思う。
障害者差別解消法では、「合理的な範囲での不提供は差別」と明記している。明記していても合理的なという曖昧な表現が取り組みを遅らせる原因(言い訳)を作っているのではないだろうか。
ちなみに点字版、音声版の発行にかかる経費は、
白山市さんでは社会福祉協議会への委託し、所属するボランティアによって点訳版10部、音声版30部を制作。
箕面市さんは、NPO団体へ委託し年間予算70万円程で、点字版21部、音声版(テイジー版25部、テープ版5部、他CD数部)を制作。
合理的にお金を掛けない。
合理的にお金を掛ける。
違いは自治体の事情により様々である。
春日市でのニーズ調査を行ったうえで、障害者差別解消への取り組みを推進して参ります。